恋愛様相尺度

<概要>

  • この尺度は,高坂(2011)によって整理された,恋と愛を対比した形で捉える恋愛様相モデルに従った3次元の測定を行うものである。
    • 高坂康雅 (2011). 青年期における恋愛様相モデルの構築 和光大学現代人間学部紀要, 4, 79-89.
  • 恋愛様相モデルの3次元は次のとおりである。
    • 相対性—絶対性:「相手を他の人と比較したり自身の条件に合致しているかで評価する」か,「他者との比較を超えて相手の欠点や短所も含めて相手の存在そのものを受容し認める」か
    • 所有性—開放性:「相手を物理的・時間的・心理的に占有し,相手の精神的なエネルギーを自分に向けたままにさせようとする」か,「相手の幸せや成長のために自身の精神的なエネルギーを与える」か
    • 埋没性—飛躍性:「生活や意識の中心が相手や相手との関係になり,相手や相手との関係以外のものに対する関心や意欲が低下する」か,「相手や相手との関係を基盤として,それら以外のものにより一層興味や関心が増し挑戦や努力をする」か

<回答フォームと得点化>

  • 恋愛様相尺度(pdf)
    • 相対性—絶対性 = (No.1 + (7 – No.4) + No.7 + (7 – No.10) + No.13) / 5
    • 所有性—開放性 = ((7 – No.2) + No.5 + (7 – No.8) + No.11 + (7 – No.14)) / 5
    • 埋没性—飛躍性 = (No.3 + (7 – No.6) + No.9 + (7 – No.12)) / 4
    • それぞれ得点が高いほど,絶対性,開放性,飛躍性を意味する。

<論文>

  • 尺度使用時には以下の論文を引用してください。
    • 高坂康雅・小塩真司 (2015). 恋愛様相尺度の作成と信頼性・妥当性の検討 発達心理学研究, 26, 225-236.
      (Kosaka, Y. & Oshio, A. (2015). Development of a Scale of Immature/Mature Love. Japanese Journal of Developmental Psychology, 26, 225-236.)
      DOI: 10.11201/jjdp.26.225